四柱推命占いは難しいと考える人のために、私のやり方を紹介します。
まず、占いは99%が「ひらめき」「インスピレーション」だと思います。
なので、「自分の直感」を大事にしてください。
他人がどう思おうと良いのです。
「私はこう思う」です。
それを信じるか信じないかは相手の自由なわけです。
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例えば、占いの解説書に書いてある事も、信じる信じないはあなたの自由です。
本に書いてある事が正しいと思えば信じたら良いでしょうし、違うと思ったら無視すれば良いのです。
こんな事を言うと非難ごうごうかも知れませんが、10人いれば10通りの占い方があって然るべきだと思うのです。
野茂英雄氏のトルネード投法もあれば、岡島秀樹氏の「あっち向いてホイ投法」もある。
岡島氏の場合、よくあんな投げ方でストライクが入るなと思いますが、彼はレッドソックスの世界一に貢献しています。
それでは、私のやり方をご紹介!
まずは、以下のサイトでご自分の命式を出してみてください。
無料占い鑑定所(新栄堂) 命式が出せます
命式とは、生年月日及び生時から導き出される四柱八字の事です。
例として、以下の命式で説明します。
年 甲辰 偏印 冠帯 食神
月 甲戌 偏印 墓 食神
日 丙辰 冠帯 食神
時 庚寅 偏財 長生 偏印
大運 己卯 傷官 沐浴 印綬
流年 戊戌 食神 墓 食神
比肩星 火 ●△ (△△△)
食傷星 土 ●●● (●●●△△)
財星 金 ●●
官星 水
印星 木 ●●● (●)
まず、注目すべきは比肩星です。
これは生まれた日の天干、上の命式では丙ですから、丙が比肩になります。
比肩とは自分自身を表わし、最も基になる星です。
天干は10種類あり、「十干」となります。
五行「木火土金水」にそれぞれ2つずつあり、木(甲・乙)火(丙・丁)土(戊・己)金(庚・辛)水(壬・癸)になります。
甲(陽木) 大木など、加工すれば建築資材などに。
乙(陰木) 草花など、癒しや観賞用。
丙(陽火) 太陽などの自然から供給される光。
丁(陰火) ろうそく、焚火などの人工的な光。
戊(陽土) 大地、山などの乾いた土。
己(陰土) 田畑などの湿った土。
庚(陽金) 鉄鉱石、刀などの硬い金属。
辛(陰金) 宝石、アクセサリーなどの柔らかい金属。
壬(陽水) 海や河川などの大きな水。大きな力を持っていてコントロールが難しい。
癸(陰水) 雨水や湧き水などの水。
「木火土金水」は順番に巡っていきます。
季節で言えば、木は春、火は夏、土は土用、金は秋、水は冬になります。
木→火→土→金→水
この五行は、相生・相剋の関係にあります。
相生は相手を生じる(強める)、相剋は相手を剋す(弱める)。
木→火→土→金→水→木の順で生じ、木→土→水→火→金→木の順で剋します。
上の命式の場合、丙火の生まれです。
丙は太陽の火ですから、太陽をイメージしてみます。
太陽は一方的にエネルギーを発していますから、「一方的」と言うワードが出てきます。
「一方的」と言う言葉には、人の話を聞こうとしないと言うイメージも湧いてきますね。
また、火はいつまでも燃え続ける事は出来ませんから、「熱しやすく冷めやすい」とも言えるのではないでしょうか。
火は燃えて灰となり、土の栄養分になります。
故に、火は土を強めます。
水は火の勢いを止めます。
故に、水は火を弱めます。
つづく……
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