フィギュアスケート・宇野昌磨選手

今季のグランプリシリーズ開幕に向けて、宇野昌磨選手のインタビュー。

宇野昌磨、学校では友達と「言えないような話」? 意外な素顔〈AERA〉

10/24(水) 11:30配信

 平昌五輪男子フィギュアスケートで銀メダルを獲得し、世界の頂点へと迫った宇野昌磨。新たな4年のスタートとなる今季、グランプリシリーズの開幕を前に何を思うのか。

*  *  *
──五輪を終え、新たな4年のスタート。心境が違いますか?

全然違いますね。五輪後のシーズンオフに、自然と心境の変化がありました。今までは自分がスケートを楽しもうと思っていたけれど、期待してくださる方のために良い演技をしたい、と思うようになりました。

 アイスショーにたくさん出たことで、「お客さんに来ていただいてるのに、自分が楽しむというモチベーションでは申し訳ない」と反省したんです(笑)。でも、銀メダルが試合に影響することはなくて、僕らしい演技をしたいと思っています。

 試合は「練習を無駄にしたくない」という一心です。試合は、誰かのためでも、自分のためでも、支えてくれる人のためでも、その時自然に思った気持ちでやればいいと思います。

──「勝ちたい」ではなく、「練習の成果を出したい」と言い続けてきました。

 僕の考え方は「(試合で)勝ちたいから練習する」。でも個人競技なので、本番で勝つべき相手は「自分」です。順位が2位でも、悔やむのはその試合ではなく、自分の練習です。

 平昌五輪では自分に勝てたと思います。1回目の4回転で失敗しましたが、練習でも2回に一度はミスしていた。むしろ「一つミスしても、後は失敗しない」という練習の成果が出ました。だから僕は銀メダルに満足していて、僕の実力で出せる最高の順位だったと思います。

──では昨季、地元名古屋で行われたグランプリファイナルで、2位だったときは?

 あれは反省してます(笑)。後半で連続ジャンプを跳ばなかったので。練習では連続ジャンプを抜かすなんて絶対にない。でも本番だと一つ目を降りた時に「もったいない、せっかく降りたのに」って思って、(連続で跳ぶことから)逃げちゃった。

 去年は「攻める」気持ちでやっていましたが、自分を信じ切れていないからこそ、思い切りやらなければならなかった。今年はもう少し、自分がやってきたことを信じてみようと。失敗したら悔しいですが、それも受け入れようと思っています。

──今月のジャパンオープンでは、自分を信じられましたか?

 はい。自分を信じて、後半の連続ジャンプを跳べました。今回も最後の「3回転サルコウ+3回転トウループ」の連続ジャンプの前に、「跳びたくないな。サルコウだけなら100%降りられるんだけど、連続にすると足が持つかな」って思っていました。でも自分を信じて跳べたので、今後も続けたいです。

 今までは「強くいなきゃいけない」と思っていて、弱音を吐きたくなかった。トリプルアクセルが全然跳べなかった時期も、「跳べると信じている」ふりをしていました。今はその反動で、「僕の弱いところもどうぞお見せします」という感じ。元々の性格が出てきたと思います。

 子どもの頃のスケートクラブにはコーチも選手も男の人がいなくて、周りの女の人たちに「昌磨は良い子だね」と可愛がられて、良い子を演じなきゃと考えていました。実際は仲良くなると、自分からちょっかい出すタイプ。高校に入って、男子としゃべるようになりました。

──男子同士でどんな会話を?

 ゲームの話題とか……。あとは言えないような話です(笑)。

 ゲームは対人の勝負事なので、「どんな手を使ってでも勝ってやる」という一心でやります。もともと負けず嫌いなので。でもスケートは自分との戦いです。

──今季は、ルール改正でジャンプなどの質が重視されます。

 ジャンプの質が重要なのは以前からですが、もっと大事になります。プラスのための項目には、独創性とか音楽性などがありますが、結局は見た目に「お~」と思われるジャンプにプラスがつく。着氷で詰まらず、流れるようなジャンプが前提なので、意識して練習しています。

──今季の楽しみは?

 高橋大輔さんが復帰するので、試合を見に行くつもりです。人の試合を見に行くなんて、子どもの頃に浅田真央さんを見に行ったくらいかな? 高橋選手をまねしたいとかではないけど、本当に人としてもスケーターとしても「好き」なんです。

 昨季は自分が想像した以上の結果を残せて、子どもの頃には今の自分をまったく想像できませんでした。今は責任感のなかでスケートに取り組んでいるので少し大人になったかなと思います。例年よりも引き締まった気持ちで、グランプリ初戦に向かっています。

(ライター・野口美恵)

※AERA 2018年10月29日号

[出典:宇野昌磨、学校では友達と「言えないような話」? 意外な素顔〈AERA〉(AERA dot.)(Yahoo!ニュース > https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181023-00000023-sasahi-spo ]
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そんな宇野選手の四柱推命です。

宇野昌磨選手(1997年12月17日生まれ)

年 丁丑 偏財 冠帯
月 壬子 劫財 建禄
日 癸巳     胎

大運 丁未 偏財  墓
流年 戊戌 正官  衰

比肩星 水 ●●●
食傷星 木 △
財星  火 ●●
官星  土 ●△
印星  金 △

宇野選手の命式

宇野選手は癸巳日生まれで、癸は陰の水、巳は夏(5月)の火(陰)です。
「夏の太陽が出て空が晴れているのに、雨が降っている天気雨」といった感じです。
真逆のことが混在しています。

小倉優子さん、安藤サクラさん、佐々木希さん、大迫傑選手も癸巳日生まれです。
タレント・小倉優子さん
女優・安藤サクラさんと俳優・柄本佑さんの相性
芸人・アンジャッシュの渡部建さんと女優・佐々木希さんの相性
マラソン・大迫傑選手と元SKE48の妻・橋本あゆみさんの相性

宇野選手は水の生まれですから、氷上のスポーツであるフィギュアスケートは相性が良い気がします。
宇野選手は比肩が強いので、真面目で努力家だと言えます。
さらには地支に冠帯や建禄などの強い星がありますので、かなりポジティブで強気なのではないでしょうか。

比肩が強い一方で、その対極にある財星も強いです。
比肩は「自分のために」、財星は「人のために」が行動の動機になりますが、お互い剋し剋されることで、絶妙なバランスになるのでしょう。
負けん気とサービス精神が融合した形です。

次回のオリンピックは、弱い印星に星が巡ってきて強められる年です。
印星は物事の成熟を意味しますので、これからの4年間の集大成が結果となって表れるのではないかと思います。

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