女優とフィギュアスケートの両立に悩む本田望結さん。
本田望結「こんな自分はイヤだ」両立に悩んだ日々明かす〈週刊朝日〉
12/4(火) 11:30配信
7歳で大ヒットドラマ「家政婦のミタ」の子役として注目を浴び、14歳になった今も俳優として活躍する本田望結(ほんだ・みゆ)さん。近年はフィギュアスケーターとしても注目され、11月23~25日の全日本ジュニア選手権(福岡市)では妹の紗来(さら)さんとの直接対決が注目された。11月初旬、全日本に挑む前に、スケートへの思いや自身の成長について、語ってくれた。
* * *
――昨年に続き、全日本ジュニアの出場権を手にしました。
今年は全日本ジュニアを目標にやってきたのでうれしいです。去年は偶然というか、なんとなく行けてしまったところがあったのですが、今年は練習の成果が出たと思っています。
――女優業とスケートの両立に悩んだ時期もあったと聞きました。
小学生のときは女優としての私に注目していただくことが多くて、それが自分のなかでスケートに対する言い訳になっていました。でも年々スケートに対する思いが強くなって、小学6年生のとき改めて「スケートもちゃんと頑張ろう」と。そこから今年の3月くらいまでの2年間が、一番苦しかったですね。スケート中心の生活にしても、すぐにはうまくいかない。いろんなことを考えてしまうし、苦しくてどきどきするようなスケートの夢ばかり見て、「こんな自分はイヤだ」と思っていました。
――どうやって乗り越えたのでしょうか?
当時一番悩んでいたのが、女優のお仕事をすると撮影期間中、練習ができなくなってしまうことでした。どっちもやりたいのに、うまくできない。でも中学2年生になって一人の時間を大切にするようになってから、「両方頑張るけれど、一日に両方やる必要はない」と気づいたんです。「この日はスケート」「この日はお芝居」でもいいし、「この1年はスケート」という時期があってもいい。そう思えたことで、すごく楽になりましたね。実際にはフィギュアのシーズン中でもお仕事はあるのですが、近畿選手権(10月5~8日、兵庫県尼崎市)に向けては、頭の中はスケート中心に動いていました。とくに10月から12月にかけては“スケーター”です。よく、「どうやって二つのことをやっているんですか?」と聞かれますが、自分では二つやっているという感覚はないんです。スケートをやっているときはスケートの私であって、女優の私とは別な気がします。
――女優として培った表現力に加え、今シーズンはジャンプでも高い評価を受けています。
お芝居をやらせていただいているからには、そこで身に着けた表現力をスケートでも生かしたいと思ってきたのですが、それに頼りすぎてしまい、ジャンプの点数はなかなか伸びませんでした。それではいけないと思ってきたので、結果がついてきたことはすごくうれしいです。
――この1年で身長が7センチ伸びて158センチになったと聞きましたが、その影響はありましたか?
身長が伸びるとジャンプが安定しなくなると言われていますが、私の場合は安定した、すごくいいジャンプが跳べるようになりました。演技も大きく見せられるようになりましたし、「本当によかった」とコーチと話しているんです。以前の身長のままだったら、今の成績は出せなかったと思います。
――一つ階段を上がったという実感は?
あります。一段も二段も上がれたと思っています。とくに精神的な面ですごく成長できたと思っていて、自分の気持ちをコントロールするのがうまくなりました。人生ってうれしいことだけ続くなんてことはなくて、必ず悲しいことや悔しいことが起きる。だから私はうれしいことがあったとき、不安になるんです。試合の結果がよかったときもそうですし、日常生活で誰かと遊んで楽しかったとか小さなことも含め、毎日が幸せだと「何か起こるんじゃないか」と。だからうれしいときは自分に集中して、余計なことを考えずに真面目に生活をしようと心がけています。
――逆に落ち込んだときや、悔しいときは?
「頑張れば絶対にうれしいことがある」と思って乗り越えられます。ただ、よく「失敗は成長につながる」って言うじゃないですか。でも成長につながっても、その失敗自体は消えないんです。だからこそ一つひとつの試合や練習で悔いがないようにしたいと思います。
――他の選手以上に注目されることが多いですが、それがプレッシャーになることは?
ないです。ここ5年くらいは、試合でも練習でも、気にしようと思ってもできないくらい集中できているときがほとんどです。私の場合、周囲の目や応援を意識したら、その試合はダメですね。小さい頃から人前で何かすることが好きでしたし、女優の私を見てスケートも応援してくださる方が多いと思うので、ありがたいなと思っています。
――お話ししていると、今の望結さんの精神的な強さが伝わってきます。
西日本選手権(11月1~4日、名古屋市)のとき、いつも取材してくださる記者の方から「話し方が変わった」と言われて、うれしかったです。考え方が変わったことが、言葉や態度に表れているんだと思います。自分に嘘はつきたくない。正直な気持ちをみなさんに伝えた上で、応援していただきたいんです。そして見ている方の心に残るような演技ができたらと思います。
――姉の真凜さんは、今シーズンの望結さんの活躍について何と?
姉とはスケートの話、まったくしないですね。西日本選手権のときにも、「ナイス!」というメールが来たので、「イエーイ」って返しただけで(笑)。でも、「ここはこう思っているだろうな」というのは、お互いに通じていると思います。姉は憧れの存在であり目標の選手ですが、強くなるためにはただ追いかけているだけではいけないとも思っています。
――12月15日からの公演「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」の応援サポーターでもありますが、クリスマスの思い出は?
お仕事していることが多かったのですが、お休みがあればフィギュアの全日本選手権を見に行っていました。兄と姉が出場するので。それから、毎年妹と一緒にサンタさんへ手紙を書いています。どんなプレゼントにしようか、考えながら書くのは楽しいです。今年も書くと思いますが、今は試合のことで頭がいっぱいで、何をお願いするのかは試合が終わってから、ゆっくり考えたいと思います。(本誌・野村美絵)
※週刊朝日2018年12月7日号
[出典:本田望結「こんな自分はイヤだ」両立に悩んだ日々明かす〈週刊朝日〉(AERA dot.)(Yahoo!ニュース > https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181130-00000032-sasahi-ent ]
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そんな本田望結さんの四柱推命です。
本田望結さん(2004年6月1日生まれ)
年 甲申 正財 帝旺
月 己巳 偏印 死
日 辛亥 沐浴
大運 戊辰 印綬 墓
流年 戊戌 印綬 冠帯
比肩星 金 ●●
食傷星 水 ●△
財星 木 ●
官星 火 ●
印星 土 ●△
本田望結さんの命式
本田さんは辛亥日生まれで、辛は陰の金、亥は冬(11月)の水(陰)です。
「冬の冷たい水の中に隠された宝石」といった感じです。
miwaさん、滝沢秀明さん、真野恵里菜さん、石田ゆり子さん、菅野美穂さんも辛亥日生まれです。
競泳・萩野公介選手と歌手・miwaさんの相性
ジャニーズ後継・滝沢秀明さん
サッカー・柴崎岳選手と女優・真野恵里菜さんの相性
女優・石田ゆり子さん
女優・菅野美穂さんと俳優・堺雅人さんの相性
辛亥日生まれの本田さん。
金(辛)と水(亥)の生まれから、外見は冷たい美人という印象を受けます。
その一方で、四柱に財星と印星が並び、内面は女性らしさを感じます。
そして、年柱の正財は帝旺によって強められていますから、財運と愛情をたくさん持っています。
帝旺は、なんでも器用にこなすセンスの良さと運の強さを表しています。
女優とフィギュアスケート選手、どちらもハイレベルなのは、この帝旺の故でしょう。
金(辛)生まれが芸術性の高さを示しています。
これからも、女優とフィギュアの両立に頑張っていただきたいです。
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