女優・木村多江さんのインタビューです。
木村多江さん 演じている役の影響?…子どもに「このごろ怖い」とか、「優しい」とか言われ
3/31(日) 7:14配信
ウェルネスとーく
「日本一薄幸な役が似合う女優」といわれながら、バリバリのキャリアウーマンから、無人島でサバイバルするたくましい女性まで、幅広い役柄をこなす木村多江さん。ドラマに映画、舞台と多忙な毎日の健康管理や家族との過ごし方、意外にも女優志望ではなかったという話など、お聞きしました。(聞き手・藤田勝)
筋肉を落とさないように週2回はジム通い
――3月16日が誕生日。思うことはありますか。
48歳になったからどうということはありませんが、これからも成長し続けることは忘れないでいたいなあと思います。
――健康面に不安ありませんか。
特に悪いところはなく、これからは今の健康をいかに維持していくかが大事だと思います。筋肉は免役力にも関わるので、落とさないように、週2回はジムで筋トレをして体重と筋肉量をチェックしています。
年間300日は現場で出されるお弁当
――太りやすい体質だとか。
はい。すごく食いしん坊なので、体重を増やさないように気をつけています。3年前に野菜ソムリエの資格を取って勉強しましたが、野菜は1日350グラム、70グラムの小鉢なら5個ぐらいを取るのが目安です。でも、年間300日ぐらいは、現場で出されたお弁当を食べているので、それにプラスして何を食べるか、いつも考えています。青汁やサラダ、おやつ代わりのミニトマト、たんぱく質を補うためのゆで卵やチキンなどを、こまめに食べて、足りない栄養を補うようにしています。
――仕事がある日は、家族の食事はどうしていますか。
野菜中心に料理の作り置きもしていますが、朝すごく早かったり、帰れなかったりする日は夫が作ってくれます。私が今、どんな仕事をしているのか夫は知らないし、私も話していませんが、様子を見て「たぶん、今はこんな感じだろうな」と察知してくれます。
――ジム以外でも運動はしていますか。
日本舞踊の稽古に週1回通っています。もう20年ぐらい続けています。子どものころはバレエを習っていて、ミュージカルに出ていたころにはジャズダンスを習っていました。最近アルゼンチンタンゴも始めました。「ただ、舞台に立ちたかっただけ」
――いつから女優志望?
女優になろう、役者になろう、という発想はありませんでした。ただ、舞台に立てたらうれしいなと思っていただけです。たまたま入った今の事務所で「映像も興味ある?」と聞かれ、テレビや映画に出たら、いつの間にか女優と呼ばれるようになりました。
――子どものころ、人前に出るのは好きだった?
得意ではなかったです。バレエを習っていましたが、自分がお姫様になったかのような妄想に浸るのが好きだっただけです。中学校で演劇部に入ったのは、自分のアイデンティティーを確立するために、芝居をすることが必要だと思ったからです。
――高校を卒業後、ミュージカルを学ぶ専門学校に進みましたね。
同級生はみんな大学に行く高校だったので、親を説得して許してもらいました。でも、父親は、専門学校を卒業したら就職するか、結婚するものと考えていたみたいです。私も、バレエの延長のような感覚でミュージカルに出たいと思っていて、職業としては意識していませんでした。専門学校を卒業して、何かの書類に自分の肩書きを書かないといけなくなった時に初めて、「私は舞台役者かな」と意識したぐらいです。
30歳のころ、忙しすぎて脳疲労 思いたって4日間の断食
――女優になって大変だったことは?
30歳のころ、ドラマが3つぐらい重なったりしてすごく忙しく、毎日の睡眠が3時間ぐらいでした。がんばってセリフを覚えても、納得する表現ができず、現場でも何か周りとうまくいかない。すべてが行き詰まった感じで、自分は何がしたいのかなと考えた時に、ふと「断食したい」と思ったんです。
4日間休みがとれて施設に行きました。断食中はすることがないので、霧の中、小さな池の周りを怖々散歩したんです。実力がないのに、やみくもに進んでいる自分の状況と重ね合わせて歩いていたら、いつの間にか元の場所に戻っていて、「今はまだ先が見えないけど、一歩一歩進んでいけばいい」ということかなと思いました。当時は忙しすぎて、一種の脳疲労を起こしていたんですね。
映画「ぐるりのこと。」出演で、女優が「自分の居場所」という覚悟
――女優として自信を持てたのはいつ?
30代前半まで何をやっても自分が許せず、女優として生き残っていけるのか不安でした。芝居を好きな気持ちと嫌いな気持ちが表裏一体で、つらかったです。そんな時に、映画「ぐるりのこと。」で橋口亮輔監督に出会い、芝居を追求できて、初めて女優としてスタートに立った感じがしました。「ここが自分の居場所だ」と女優を続ける覚悟ができました。今はもう、自分を受け入れて進むしかないですし、自信があるわけでもないですが、自分を許せるようになりました。
――もし女優でなかったら、何をしていたと思いますか。
何でも器用にできる方ではないし、人間関係の構築もうまくできないので、会社員はできそうもないですね。ひとりでコツコツやっていくのはわりと好きなので、陶芸家とかいいかもしれないです。
4月期ドラマ「あなたの番です」に出演 「謎が多く、心がザワザワします」
――出演する4月スタートのドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)の見どころは?
謎が多いサスペンスドラマです。どこに、どんな仕掛けがあるのか、私たちも細かいところまでよくわかっていません。謎に包まれている中で、ここでなぜ、こういう行動をするのか、出演者がお互いに緻密に計算しながら作っていかないといけません。私たちも「誰が犯人なのかなあ? 自分かな」と思っていて、見ている人を惑わす作品です。
後半には、見ている人が息をのむ瞬間がちりばめられていて、そのための前半がすごく大事。怖いけれど、すごく面白い。視聴者だったら1週間、心の中がザワザワして、次の週を迎えるという感じ。それが癖になって逃れられなくなると思います。
きむら・たえ
1971年、東京都出身。19歳で舞台役者としてデビュー。「リング~最終章~」「らせん」「救命病棟24時」「大奥~第一章~」「後妻業」(以上、フジテレビ系)や「とと姉ちゃん」(NHK)などのドラマ、「ぐるりのこと。」「ゼロの焦点」「東京島」などの映画に出演。4月から始まる、交換殺人ゲームを描くドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)にも出演する。特技は日本舞踊。
[出典:木村多江さん 演じている役の影響?…子どもに「このごろ怖い」とか、「優しい」とか言われ(読売新聞(ヨミドクター))(Yahoo!ニュース > https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190331-00010000-yomidr-ent ]
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そんな木村多江さんの四柱推命です。
木村多江さん(1971年3月16日生まれ)
年 辛亥 敗財 病
月 辛卯 敗財 胎
日 庚子 死
大運 丁酉 正官 帝旺
流年 己亥 印綬 病
比肩星 金 ●●●
食傷星 水 ●●
財星 木 ●△
官星 火
印星 土
木村多江さんの命式
木村さんは庚子日生まれで、庚は陽の金、子は冬(12月)の水(陽)です。
「水の中の刀」といった感じです。
DAIGOさん、原辰徳監督、武尊さん、佐久間由衣さん、山田優さんも庚子日生まれです。
女優・北川景子さんと歌手・DAIGOさんの相性
野球・原辰徳監督
モデル・マギーさんとK1ファイター・武尊さんの相性
俳優・綾野剛さんと女優・佐久間由衣さんの相性
俳優・小栗旬さんとモデル・山田優さんの相性
木村さんは庚金の生まれで芸術性が高く、女優という仕事はよく似合っています。
さらに食傷星が強いので、感受性が鋭く感情表現も豊かです。
金と水が強い木村さんは冷たい印象を受け易いため、「日本一薄幸な役が似合う女優」と呼ばれるのかも知れません。
比肩が強い木村さんは、努力家で運が強いです。
地支が弱い星なので心根は優しいのですが、比肩が強いため頑固で負けず嫌いでしょう。
四柱に2つ並ぶ敗財は比肩の仲間です。
劫財が強気に出て失敗しするのに比べ、敗財は周囲の環境に影響されて失敗する事があります。
それもまた「日本一薄幸な役が似合う女優」の要因かも知れませんね。
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